上伊那地区企業説明会 過去10年で最多81社

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企業の人事担当者から仕事内容などについて説明を受ける学生ら

2020年3月卒業予定の大学生らを対象にした「上伊那地区企業説明会」(伊那公共職業安定所、伊那職業安定協会など主催)が8日、伊那市のいなっせであった。堅調な景気を背景にした企業の採用意欲の高さを反映し、企業側からは、過去10年で最多となる81社が参加。来場した上伊那出身・在住の学生らに、地元での就職の魅力をアピールした。

上伊那を中心とする県内企業がブースを出展。製造業の参加が最も多く、全体の約4割を占めた。製造業の人事担当者は「理系の業種の学生獲得は厳しい。県内外の大学に訪問しアピールしたい」。建設業の担当者も「上伊那で建築土木を専門に学ぶ学生の数は限られている。1人でも多く地元に帰ってもらえるように、地元の良さを発信したい」と強調した。学生優位とされる「売り手市場」の中、学生165人が参加し、関心のある企業のブースを訪問。人事担当者から、業務内容や待遇などの説明を受け、企業への理解を深めていた。

南箕輪村出身で京都の短大に通う女子学生(19)は、古里での就職を希望。「暮らしやすさを考えると地元が良い。得意なデザインや商品開発ができそうな会社を探したい」と意欲を見せた。

伊那職安の竹村典幸所長は「働きやすい環境づくりを進める企業が上伊那にたくさんあることを知り、古里に戻ってもらえれば」と話した。

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