理想的なこども館に 住民参加型WS 南箕輪

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こども館でやりたいことなどを話し合った参加者ら

南箕輪村の複合型子育て支援施設「こども館」は9日、同館の魅力やニーズを探る住民参加型ワークショップ(WS)を開いた。住民からの意見を今後の運営の参考にしようと初実施。子育て世代を中心に子どもから50代までが参加し、「子育て中のママの居場所づくりを」「世代間交流でき地域がつながる施設に」などの要望を出し合った。

同館は2017年7月に開館し、1年半が経過。より利用しやすい施設を目指し、利用者のニーズを把握しようと企画した。昨年11月の女性模擬議会で、模擬議員から出た提案を踏まえて、WSの手法を取り入れた。

参加者はグループに分かれて、こども館の理想像や「やりたいこと」などを話題に話し合った。子どもらは「VC長野トライデンツの選手と遊びたい」「おまつりがしたい」などと希望。大人たちも、「子育て中の女性のメンタルケアができるような集いの場を」など多彩なアイデアを提案。原則禁止の館内での食事の解禁、原則入館できない時間帯(昼の1時間)での利用を求める声もあった。

毎日のように通っている南箕輪小4年の堀美琴さん(10)は「お泊まり会がしてみたい。いろんな人との交流も楽しみ」。女性模擬議会でWS開催を提案した富岡順子さん(34)も参加。「利用者のリアルな声を届けられた。子育て世代にとっての居場所も設けてほしい」と願った。

清水道直館長は「参考になる意見がたくさんあった。今後に生かしたい」と話した。

同館は同村、伊那市、箕輪町で連携して取り組む「伊那地域定住自立圏」の一環で、3市町村の子どもらを受け入れている。開館以降の利用者は2月末現在、南箕輪小放課後児童クラブを含め延べ約5万人で、「予想を上回るペース」(同館職員)という。

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