地域でパラスポーツ 辰野高生が体験イベント

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風船を使ってシッティングバレーボールの初心者用のプレー体験を楽しむ子どもら

辰野高校(辰野町)の生徒らの実行委員会によるパラスポーツ普及イベント「パラスポーツin辰野」(長野日報社など後援)は10日、同町のIHI回転機械エンジニアリング健保体育館で開いた。上伊那地方の小学生から70代まで、幅広い世代の約30人が参加。2020年東京パラリンピックの正式種目を体験し、日頃なじみの薄いパラスポーツの魅力に理解を深めた。

パラスポーツを通じて障がい者と健常者の隔たりをなくそう―と初めて企画。地元の地域おこし協力隊員やスポーツ推進委員が協力し、講師に夏冬5回のパラリンピック出場でメダル3個を獲得した、県障がい者スポーツ協会地域コーディネーター加藤正さん(50)=伊那市=を招いた。

座った状態で行う「シッティングバレーボール」、目標球へボールを投げ得点を競う「ボッチャ」、視覚障がい者の団体球技「ゴールボール」の3種目の基本動作と交流試合を実施。参加者は加藤さんにこつを教わりながら「座った状態だと体重移動が難しい」「ルールを覚えれば、地域のサークルでも活動できそう」と笑顔で体を動かした。

加藤さんは「長野パラ大会以来の普及のチャンス。だれでも楽しめる一つのスポーツとして親しみを感じてほしい」と期待。実行委員長で同校2年の大井田圭司さん(17)=南箕輪村=は「予想以上に盛り上がり、関心を持ってくれた。地域で継続的に体験の機会をつくっていきたい」と話していた。

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