辰野ほたる祭り開幕 にぎやか「お宿うつし」

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子どもたちが山車を引く「ほたるのお宿うつし」で華やかに開幕したほたる祭り

子どもたちが山車を引く「ほたるのお宿うつし」で華やかに開幕したほたる祭り

伊那谷に夏到来を告げる、辰野町の「第68回信州辰野ほたる祭り」(実行委員会主催)が11日、開幕した。東日本最大規模の蛍の名所・松尾峡でゲンジボタルが乱舞し、JR辰野駅周辺では地元を挙げて多彩なイベントを繰り広げる。初日は子どもが山車を引く「ほたるのお宿うつし」や音楽パレードを行い、盛大にスタートを切った。

松尾峡―伊那富橋、平出間の一帯が歩行者天国となり、同駅前や下辰野商店街は見物客や地元住民で大にぎわい。式典で、大会長の加島範久町長は「例年よりも多く蛍が出ており、見ごたえ十分。大勢の皆さんに楽しんでもらいたい」と呼び掛け、くす玉を割って開幕宣言した。

恒例の「ほたるのお宿うつし」は、ゲンジボタルと源氏物語をかけた縁結びのストーリーで演出。光源氏と妻の紫の上役に選ばれた高木真慈君(6)=川島小1年、山本紗由香さん(8)=辰野西小2年=を乗せた山車2基が、別方向から子どもたちに引かれて本町交差点で出会うと、沿道から「おめでとう」と歓声が上がった。

祭りは19日まで。ライブパフォーマンス(12日)や町民踊り「たつのピッカリ踊り」(18日)を行う。前回に続く空き店舗活用の休憩スペース「おもてなし空間」は4カ所に設置。ミニFM局から蛍の発生状況などを発信する企画もある。歩行者天国は土、日曜日の午後5時以降に実施。

町によると、松尾峡のゲンジボタル発生数は7日以降、約3000~3800匹と好調に推移。「蒸し暑さなどの必要条件がそろえば、期間中に5000匹を超える日もあるのでは」とみている。

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