2019年3月12日付

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JR上諏訪駅前の商業施設が先月21日に開店し、閑散としていた諏訪市の玄関口の風景に、にぎやかさが戻ってきた。駅周辺には生鮮食料品を扱うスーパーがなかっただけに、近隣住民にとっては待望久しい店舗の登場となった▼同施設の駐車場は4日から1時間300円と有料化された。ただし、店舗内にある機械で駐車カードを処理すれば1時間以内は無料となる。短時間利用の場合は問題ないが、上諏訪駅に隣接する市営駐車場は3時間まで無料。距離が離れていない場所で料金に差が出ることに「なぜ」と思う人も少なくない▼1時間までの利用料金を負担している諏訪市の金子ゆかり市長は「商業施設の駐車場は民間企業の収入源である」と言及。年間7万台が利用すると想定し、利用台数に300円を乗じた金額2100万円を新年度の一般会計予算案に計上している▼駐車スペースは、385台を収容する5階建ての立体駐車場と、平面を合わせて約470台分ある。同施設は今後店舗が増え、5月半ばまでには市の公共施設も完成する予定。こうした状況から、市民の利用が本格化するのはもう少し先である。公共スペースは長時間滞在によって、利用者の抵抗感も予想される▼有料化されて初の週末となった9、10日は大きな混乱はなかったようだが、この先の不安は残る。今後も市民や買い物客が気持ちよく利用できる施設であってほしい。

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