結婚、出産後も仕事を 岡谷市の男女参画計画

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岡谷市は第6次市男女共同参画計画「男女共同参画おかやプランVI」(2020~24年度)の策定に向けて18歳以上の住民を対象に実施したアンケートの結果をまとめた。男女平等に関する認識や仕事、人権など幅広い視点で市民の意識を調査した。女性の就労については5年前の前回調査を12・0ポイント上回る28・2%が、結婚や子どもができた後も「仕事を続けるほうがよい」と答えた。意識の変化もみられるが、男女の地位に関する質問では依然として女性の不平等感が大きい結果となっている。

調査は同計画の策定に合わせて5年おきに実施。男女共同参画に対する考え方や傾向を把握し、計画に反映させる目的がある。昨年8月10~31日、市内在住の18歳以上の男女1000人にアンケートを郵送し、このうち479人から回答を得た。

女性の就労については男女とも「子育ての時期だけ一時やめて、その後パートタイムで仕事を続ける」との回答が前回調査に続き最も多い。ただ20~30歳代では女性の4割が「結婚しても子どもができても仕事を続ける」を選択したのに対し、男性は子育ての時期に仕事に就かないことを望む回答が目立つ。市は「男女で考えの差があり、子育てや家事を女性にやってほしいという男性の思いがうかがえる」としている。

男女の地位の平等に関しては幅広い視点で意識を調査。家庭生活、職場、学校教育、地域活動などでは「男女平等」と答えた人の割合が前回調査より増えているが、政治の場、法律や制度上、社会通念・慣習・しきたりなどでは下回った。多くの質問で男性が「優遇されている」との認識が半数以上を占めている。

アンケートの結果は11日に開いた市男女共同参画審議会で報告した。市は今回の調査を参考に素案をまとめ、19年度中の計画策定を目指す。調査結果は今後、市のホームページでも公開していく。

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