2019年3月13日付

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先ごろ開いた諏訪市の市民団体と同市議会との意見交換会でのこと。女性の政治参画のあり方について「議会は多様な意見のぶつかり合い。男女半々がいい」とある男性議員が発言した。定数15のうち女性が2人にとどまる現状を受けての発言だった▼ただ頭では理解するものの、女性議員はなかなか増えないのが現状。そんな中、昨年5月に「政治分野の男女共同参画推進法」が施行されて初めての統一地方選が近づいている。女性議員の増加へ男女の候補者数ができる限り均等となることを目指す▼国会議員の女性議員の国別比較で日本は193カ国中、165位に甘んじている。候補者や議席に占める女性の割合を一定数割り当てる「クオータ制」が多くの国で導入されてもいる。地方からみると、女性議員を増やすために国政政党が範を示してほしいとの思いがある▼世間の目がある、家庭との両立が困難…。女性が出にくい理由はさまざま。だが、ある市の議員を経験した女性は「日々の暮らしが政治」とし、女性議員増を望んでいた。団体「女性100年会議@諏訪」が2年前に開いた女性の模擬議会では、産後うつのケアや起業サポートの充実、女性の学びの場確保など提起した話題は幅が広かった▼冒頭の意見交換会では、女性の政治参加は女性の力だけでは実現しないとの声が上がった。家族や周囲の協力、男性の意識改革も重要だろう。

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