平織りの布完成 宮川小3年1部「縄文学習」

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機織り作品の完成を喜ぶ宮川小3年1部の児童ら

茅野市宮川小学校3年1部(北原ますみ教諭、36人)が、市の独自教科「縄文科」の一環で2学期末に制作を始めた平織りの布が完成した。足踏み式の高機を校内に据え、1人約30センチ(幅約23センチ)ずつを織りつないで長さ10メートル以上になった。13日には、機から外すセレモニーがあり、学習を締めくくるとともに、思い思いの織物の出来上がりを喜び合った。

今年度の3学年のテーマは「縄文人はどんな生活をしていたのかな?」。1、2学期には、市内北山の上之段遺跡で表面採集を体験し、見つけた土器や石器 を洗って文様から縄文人の道具や食べ物、着ていたものに近づき、3クラスでそれぞれ学習を深めた。

同クラスは衣服に着目し、割り箸とタコ糸などで、原始的な「マギンオビ織り(平織り)」のベルト作りに挑戦。さらに、社会科の「昔の道具」の学習を重ねて、機織りに取り組んだ。北原教諭が地域に伝わる織りを習っていて、所有する道具を借り、使い方も教わった。

高機にセットされた経糸は白黒2色を組み合わせてあり、児童が持参した毛糸の緯糸を交互に通していくと自然に模様が出来た。作業は始業前と業間休みに行い、朝早く登校して仕上げた児童もいた。

作品を手にした児童は「最初は難しかったがだんだん楽しくなった」「機械だと簡単」「模様がきれい」「買ったのよりうれしい」などと喜んでいた。

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