ハンドメイド作家荒川さん 21日から作品展

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倉敷産の帆布などで制作したバッグと荒川利江さん

岡山県倉敷市から移り住んだ伊那市荒井のハンドメイド作家、荒川利江さん(47)の作品展が21日から、同市御園の「雨ことばカフェ」で開かれる。倉敷産の帆布(はんぷ)で作ったバッグを中心に、小物など約30点を展示する。昨年7月に西日本豪雨の被災地となった古里にエールを送るとともに、「倉敷の素材や良さを知ってもらえる展示にしたい」と意欲を見せている。24日まで。

アトリエ「BUNYAN(ブンヤン)」を昨年4月に伊那市へ移してから、初の個展となる。荒川さんは倉敷市に生まれ、武蔵野美術大学でデザインを学んだ後、倉敷民藝館の学芸員を経て、作家活動を続けている。仲間との合同展を古里で計画していたが、西日本豪雨災害が起きてとりやめたという。帰郷して変わり果てたまちの姿に胸を痛め、古里の良さを伝えていこう―と個展の開催を思い立った。

倉敷産の帆布を使ったバッグはショルダー型のほか、おむつやミルクなどたくさんの荷物を収納できる「マザーズバッグ」など。複数の糸をより合わせて織った帆布の強さとしなやかさを生かした作品となっている。布に入れたギャザーが特徴で、形の面白さが生まれるという。

異素材を組み合わせた革製のバッグでは、自ら紡いだ羊毛糸をバッグの取り出し口に縫い付け、中身が見えないようにデザイン。実用性と装飾を兼ね合わせた。

荒川さんは機能性を重視しているといい、「手に取って、見た目以上の軽さとウールの手触り、使いやすさを体験してほしい」と来場を呼び掛けている。

午前11時30分~午後10時(最終日は午後6時まで)。問い合わせは同店(電話0265・98・7350)へ。

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