2019年03月19日付

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行き交う人の多さと活気に驚いた。駒ケ根市立博物館が所蔵する同市の中心市街地を捉えた写真。昭和30年頃の商店街はのぼり旗や手書きの看板が並び、駒ケ根駅前も乗降客でにぎわっている。時代の熱が伝わってくるようだ▼当時には及ばないが、それでも今と比べれば活気があった。駅前の本屋やデパートにはいつも買い物客の姿があった。胸を躍らせ玩具店で目当てのプラモデルを探したり、レコード店で好みの歌手のシングル盤を物色したり。昭和から平成にかけての頃の思い出だ▼大型店進出や店主の高齢化、後継者不足、ネット通販の拡大などが積み重なり、商店街の衰退は地方共通の課題。一方、若者や移住者などの参入で新たな動きがみられるようになってきた。駒ケ根市でも飲食店や小売業などが増え始め、昨年度からの空き物件の店舗や事務所などへの活用は20件を超えた▼このたび、駒ケ根支局を駒ケ根駅前の広小路商店街に移すことになった。空き店舗を解消し、にぎわいや交流の創出といった商店街に求められる機能を取り戻したいと、地元の不動産会社が改修したビルの2階だ。ここから身近な情報を発信することで、地域に根差す新聞社として少しでも活性化に貢献したいと決断した▼新支局の業務開始は25日。4月からは取材範囲に宮田村を加え、伊南4市町村を担当します。記者6人。今後とも、よろしくお願いいたします。

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