高遠中3年の西澤さん 初の詩集を刊行

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初の詩集「青空詩集」を出版した西澤さん

伊那市高遠中学校3年の西澤歩夢さん(15)=同市高遠町西高遠=が、初の詩集「青空詩集」を自費出版した。中学1年生の時から作りためた詩の中から130編を収録。行間から若者のみずみずしい感性があふれ出している。

西澤さんの詩作のきっかけは、学校での詩の授業。自分で詩を作る宿題が出たが、その後も詩作を続けた。自主学習で漢字の書き取りなどを提出する生徒が多い中、毎日自作の詩を提出。創作した詩は3年間で大学ノート5冊分、約500編になった。

2年時に母親がそのことを担任教諭から聞き、1冊にまとめようと、編集工房・森樹(伊那市)の伊藤岬さんに相談。出版の運びになった。詩集の中の「最後の春」では、中学卒業を間近に控えた揺れる心を記しながら、「いつかは必ずくる最後の春 けれどその後 最初の春がくる 最後の春は最初の春のための 片道切符だから」と結んでいる。

西澤さんは出来たての詩集を手に、「母親から出版を相談されたときはとまどったが、素直にうれしい。詩集を読んで、悲しみに暮れている人や道に迷っている人が少しでも笑顔になってくれたら。多くの人に読んでほしい」と話している。

詩集は横A5判で全136ページ。200部印刷した。希望者には頒布する。1部1000円(税別)。問い合わせは編集工房・森樹の伊藤さん(電話0265・98・7786)へ。

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