諏訪湖のヒシに知識深める 環境改善学習会

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稚エビを放流する参加者。湖面にはアサザやヒシの葉が広がっていた

稚エビを放流する参加者。湖面にはアサザやヒシの葉が広がっていた

諏訪湖の課題解決に官民協働で取り組む諏訪湖環境改善行動会議は13日、水草等学習会を諏訪市のクリーンレイク諏訪で開いた。構成団体などから35人が参加。講義を通じて異常繁茂が課題となる水草ヒシや、エビ・シジミについて知識を深めたほか、近くの湖畔で稚エビ130匹を放流した。

ヒシの抜き取り作業に先立つ学習の場。講師を務めた県水産試験場諏訪支場の伝田郁夫支場長は、昨夏のヒシ繁茂面積(最盛期)は183ヘクタールだったと報告。刈り取り船の導入効果もあって2009年夏の236ヘクタールをピークに減少傾向を示しているが、「劇的には減っていない」とした。

その上で「魚が産卵に利用するなど、ヒシにはいい面もある。多すぎること(大量繁茂)が課題」と強調。窒素やリンを吸収したところで除去する現行の取り組みに、種取りによる繁殖抑制対策を加えてこれらを継続し、地域が理想とする量に近付けていく必要性を説いた。

学習会後、参加者は近くの船着き場へ。「大きく育ってね」と言葉を掛けながら、スジエビが入ったバケツを一斉に傾けた。

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