災害時電力供給 諏訪6市町村が中電と協定

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災害時の相互連携・協力に関する協定を結んだ諏訪6市町村長と中部電力の電力ネットワークカンパニー諏訪営業所の東本清文所長(中央)

諏訪地方6市町村は22日、災害時の電力供給など相互連携・協力に関する協定を中部電力の社内カンパニー「電力ネットワークカンパニー」諏訪営業所(下諏訪町)と結んだ。諏訪地域で昨秋、台風に伴う大規模停電が発生して住民生活に大きな影響を及ぼしたことを教訓に、市町村と同営業所が協議して災害時に支障となり得る樹木の事前伐採(保安伐採)に関する項目を盛り込んだ。

昨年9、10月に発生した台風21、24号は諏訪地域に倒木による電線断線などで大規模停電をもたらした。このうち9月30日~10月1日に県内を通過した24号では茅野市、富士見町、原村などで数日間にわたり最大約2万戸に上る停電が発生した。

大規模停電時の対応改善へ同営業所の提案を受け、6市町村の防災担当者が集まる会議で協定締結に向けて準備してきた。6市町村それぞれが同じ内容の協定を中電側と結んだ。

協定では災害時に中電が自治体の救援活動拠点に電力供給することを明記した。市役所や町村役場などを想定する。停電情報も提供する。両者は電力復旧の交通確保へ倒木処理や道路除雪などを協力し合う。

諏訪市役所で開いた調印式で、市町村を代表して柳平千代一茅野市長は「昨年の大規模停電では事前対策の必要性を痛感し、協定では保安伐採を明記した。これを契機にさらに安心安全なまちづくりをしたい」とあいさつした。

同営業所の東本清文所長は「災害で停電が発生した場合は自治体の皆さんの協力をいただき、一分でも早く電力復旧したい」と述べた。

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