早朝祈願高まる緊張感 上社抽籤式まで1週間

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今春の諏訪大社御柱祭で、上社の本宮と前宮に建てる計8本の曳行担当地区を決める抽籤式が1週間後に迫った。本宮で毎朝行われている地区ごとの抽籤祈願では、「参加する氏子の数は日に日に増えている」との声が聞かれ、8地区が“大願成就”に向けてラストスパートの様相だ。15日の式で大役を務める抽籤総代たち。「氏子のために、地区にふさわしい柱を授かりたい」と、緊張感を高めながら参拝に臨んでいる。

7日早朝は5地区が順に祈祷を受けた。米沢・湖東・北山(茅野市)はこの日が初日となり、待ち焦がれていた氏子が本宮斎庭を埋めた。くじ引き戦を勝ち抜き、6日に抽籤総代に決まったばかりの宮坂清春さん(65)=北山糸萱=は「よく眠れた。すがすがしい気分で朝を迎えることができた」といい、「重責だが、ふさわしい柱を引き当てられるよう頑張りたい」と改めて意気込みを示した。

「600人以上はいるだろう。日に日に増えており、次回(14日)は1000人近くになるのではないか」とは、ちの・宮川地区(同)。抽籤総代の若御子善久さん(72)=ちの上原=は「皆さんの思いは感じ取っている」と自らに重圧を掛けた。玉川・豊平(同)は「大願成就」の旗を掲げて整列。抽籤総代の牛山純緒さん(66)=玉川菊沢=は「皆さんへの感謝を力に変えて抽籤式に臨みたい」と決意を語った。

抽籤祈願は1月2日から始まり、37日目となるこの日は豊田・四賀(諏訪市)、原・泉野(原村、茅野市)も祈祷を受けた。前回「前宮一」を引き当てた豊田・四賀は参拝後、氏子の心を一つにする木やりや掛け声を響かせた。

中洲・湖南(諏訪市)の氏子も祈願日(主に偶数日)以外の早朝参拝を続けた。境・本郷・落合(富士見町)は12日に、富士見・金沢(同町、茅野市)は13日に祈願して抽籤式に臨む。

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