IoT・AI人材 地域で養成 スワモと諏理大

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NPO法人諏訪圏ものづくり推進機構と公立諏訪東京理科大学が主催する社会人向け講座「IoT・AI人材育成講座」入門編の開講式が22日、同大学で開かれた。17社24人が受講。来年1月まで毎月1回(全11回)開き、同大学の教授らの講義を受け、IoT(モノのインターネット)やAI(人工知能)の基礎的技術を学んでいく。

同講座は、企業におけるIoTやAIの普及と活用を促進し、地域産業のイノベーション(技術革新)を後押しすることなどが目的。IoTやAI関連の開発は専門会社に依頼すると費用が多額で、スキルも企業に定着せず、企業内で導入や活用を担う人材の育成が求められることなども講座開設の背景にある。

講座には諏訪や上伊那、松本地方などの製造業を中心とした企業の社員が参加。開講式で同機構の宮坂孝雄理事長は「企業の中でIoTやAIに関する実力をしっかりとつけて事業を進めることは絶対に必要」と話し、同大学の河村洋学長は「さまざまな業種で横断的に必要とされる技術で、横断的に地域貢献もできる良いテーマ」と語った。

参加企業は、実際に活用検討を始めているところは少なく、技術を身に付けた上で何ができるか、何に生かせるかを検討しようとする企業が大半。ミスズ工業(諏訪市四賀)でITシステムグループに所属する矢谷拓也さん(41)は「会社で活用を考え始めたところ。知識を身に付け事業に生かしていきたい」と話していた。

同講座では今後、センサー(感知器)などを使用してさまざまな情報を計測・数値化するセンシング技術、一般的なデータ管理や処理ソフトウエアで扱うことが困難なビックデータ、AIプログラミングなどについて学ぶ予定。また2020年度には同大学が基礎編および応用編の講座も開設する予定。

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