南箕輪村南部小増築完工 児童増へ環境整う

LINEで送る
Pocket

既存校舎と増築棟をつなぐ廊下を見て回る教職員や業者ら

児童数が増加傾向にある南箕輪村南部小学校で進められてきた教室棟増築工事が26日、完了した。今年度207人だった児童数は、ピーク見込みの4年後の2023年4月には1・5倍近い300人以上になる見通し。既存の11教室を15室へと増やすことで、児童増に伴う1学年2クラス制に対応できる環境を整えた。

工事は2カ所で行い、増築棟の延べ床面積は計約585平方メートル。既存校舎南側の庭に2教室が入る鉄骨造り平屋建ての棟(同340平方メートル)、校舎東側の既存教室につなぐ形で2教室が入る鉄筋コンクリート造り2階建ての棟(同245平方メートル)を設けた。

昇降口を設けた南棟の教室2室は、新1年生が使う予定だ。校内唯一の学年室も設け、教職員が連携しやすくした。既存校舎とは幅約4メートル、長さ約20メートルの廊下で接続。廊下にはベンチのほか、虹を連想させる赤や黄、緑などカラフルな柱が並び、しゃれた雰囲気。集会や児童の作品を飾るスペースなどとしても活用できそうで、矢島作朗校長は「さまざまな教育活動が生まれる可能性がある。先生や子どもたちには、校舎を生かした取り組みを楽しみながら行ってほしい」と期待した。

同校は1996年に開校。村教育委員会によると、校舎は1学年1クラスを想定した設計となっていたが、児童数増加に伴い、これまでにも数回、増改築工事を繰り返してきた。設計を含めた工事費は2億1582万円。うち6714万円を公立学校施設整備費国庫負担金、6040万円を起債で賄う。

17年度には南箕輪小の一部施設の改修工事を行っていて、今回の南部小の増築工事の完了により「村内小学校の教室不足への対応は、一定のめどが付いた」(村教委)ことになる。

おすすめ情報

PAGE TOP