ネットで119緊急通報 諏訪広域消防が導入へ

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諏訪広域消防は2019年度、音声による119番通報が困難な聴覚・言語障がい者がインターネットで通報できる「Net(ネット)119緊急通報システム」を導入する方針だ。スマートフォンや携帯電話を使って通報できる仕組みを使って、緊急通報する際の利便性向上を図る。

同システムは総務省消防庁が東京五輪・パラリンピックに向けて20年までに全国の消防本部での導入を目指している。利用する際は事前登録し、スマホなどから通報用のウェブサイトに接続。全国で運用するサーバーを経由し、位置情報を基にして直近の消防本部に通報される。救急か火災かなどを選んでから、文字入力で会話する「チャット」でやりとりする。

システム稼働後は、登録者が諏訪地域に居る場合は6市町村の119番通報を一括で受ける諏訪広域消防の消防指令センター(岡谷市)に通報が入る。地域外に滞在している場合は導入している最寄りの消防本部に入る。対応を円滑にするため、登録者の疾患などは本人の同意を前提に事前登録する予定。

利用希望者には市町村で行う説明会を経て登録してもらう計画だ。

諏訪広域消防では現在、聴覚・言語障がい者の通報はファクスやメールを活用しており、約60人が登録している。これらの通信手段も継続する。

19年度の広域消防特別会計予算案にシステム設置工事費533万円、システム利用料183万円を計上した。広域消防本部は「来年度のできるだけ早い時期に導入したい」としている。

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