これからの学び考える 上伊那の中高生

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これからの学びなどについて話し合った後、グループで出た意見を発表する生徒=伊那市のいなっせ6階ホワイエ

県教育委員会の県立高校第2期再編を見据え、上伊那地域(旧第8通学区)の高校の将来像を検討している協議会は28日、「高校生と中学生の未来会議」を伊那市のいなっせで開いた。県立8高校に伊那西高、つくば開成学園高を加えた10校の代表生徒でつくる実行委員会が運営。高校生26人、中学生4人の計30人が参加し、これからの学びについて意見を交わした。
 
教育ドキュメンタリー映画を鑑賞後、5~6人のグループで話し合った。高校生の1人は「ロボットやAI(人工知能)時代になると、創造性を鍛える勉強が必要になると思う」と意見を述べた。「長所や魅力を伸ばせる教育を受けたい」と望む声も。地域へ積極的に出る学習の大切さを伝える生徒もいた。

カフェのようにリラックスできる雰囲気にしたいと、各グループの席には菓子などを用意した。高校生実行委員が和やかな表情で進行。制服や文化祭も話題になった。上伊那の産学官や住民の代表者らでつくる協議会の杉本幸治会長(駒ケ根市長)や委員、市民らが傍聴した。

伊那市春富中2年の飯島快周さん(14)は取材に、「いい高校やいい大学に入ったからといって、いい就職ができるとは限らない。各個人が夢に近づける仕組みが高校にできたらいい」。司会を務めた高遠高(同市)2年の伊東沙築さん(17)は「皆が自分の意見を持っていた。言う場所がなかっただけなんだなと感じた」と話した。

中高生の意見は協議会の今後の議論に反映。事務局の上伊那広域連合のホームページでも紹介する。会議後、杉本会長は「これからの地域を担うのは皆さん。それぞれの学校がどうあるべきかを決めるのも皆さん。皆の声をどんどん出してほしい」と呼び掛けていた。

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