東山トンネル開通 リニア関連工事の一環

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東山トンネルの開通を記念してテープカットする関係者ら

JR東海と県が中川村大草で進めてきた主要地方道(県道)松川インター大鹿線の東山トンネルが完成し、28日開通した。リニア中央新幹線南アルプストンネルの発生土運搬を目的とする道路改良工事の一環で、トンネルは一般車両も通行できる。開通式が現地であり、沿線の中川村や下伊那郡松川町、大鹿村の関係者ら約80人が完成を祝った。

県などによると、東山トンネルは四徳大橋東側から滝沢トンネル西側までの延長1201メートル。「四徳渡トンネル」の仮称で呼んできたが、関係自治体と協議して地名の「東山」とした。2016年8月に着工し、17年12月に貫通。既存のトンネルは狭く、大型車両がすれ違いできなかったが、新トンネルは車道幅員6メートルの2車線になった。旧道と旧トンネルは廃道になる。

同県道の改良工事では東山トンネルのほか、四徳大橋西側に西下トンネル(延長878メートル)を建設し、昨年12月に開通。総事業費は両トンネルを合わせて約60億円で、県が約25億円を負担する。このほか、県道では4カ所で2車線化の拡幅工事の計画があり、全ての改良工事が終わるのは20年の下半期の予定という。

開通式は同線改良促進期成同盟会が主催し、会長の柳島貞康大鹿村長は「トンネルの完成により、安全で安心して通行できる道路になったことは、利用するすべての人の願いである。地域発展に大きく寄与することを確信する」とあいさつ。副会長の宮下健彦中川村長は「沿線の住民にとって多大な効果を及ぼすもの。まさに待ちに待ったトンネルが完成した」と話した。

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