桜の季節に石仏総選挙 高遠石工をPR

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建福寺の石仏。高遠城址公園の観桜期に併せて、高遠石工の第1回「石仏総選挙」が行われる

伊那市高遠町の高遠城址公園で開かれている「さくら祭り」で、江戸時代に活躍した高遠藩ゆかりの職人集団「高遠石工」にちなんだ参加型イベントが行われる。観桜客らの投票でナンバーワン石仏を決める高遠石工の第1回「石仏総選挙」(実行委員会主催)で、公園の桜の咲き始めから散り終わりまでを投票期間とし、気に入った石仏に1票を投じてもらう。公園周辺6カ所の石仏・石仏群が”立候補”する。

高遠をはじめ全国に石仏や石塔、鳥居など多くの石造物を作った高遠石工をPRするとともに、観桜客に高遠の街を周遊してもらう狙い。高遠そばや和菓子、地酒を堪能したり、土産品を買い求めたりしながら巡り、「実際に石仏を見て投票していただければ」としている。

希代の名工・守屋貞治(1765~1832年)による建福寺「西国三十三観音」、桂泉院「准胝観音・延命地蔵」、勝間の「大聖不動明王」などの石仏・石仏群がエントリー。投票所は城址公園内や高遠さくらホテル、観光施設「環屋」(旧中村家住宅)など5カ所に設ける。

一般社団法人高遠石工研究センターが中心となり、商店街で期間中に運営する「高遠ビジターセンター」も投票所の一つで、同所では高遠石工全般や市内の観光PRなども行う。

投票結果は石仏総選挙ホームページで発表。6月頃に態勢が判明する見通しだ。

4月5~7日の夜には建福寺の石造物ライトアップを実施。街中では江戸時代の石屋に扮した職人による実演も計画しているという。

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