2019年04月06日付

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春は黄色の花から始まる。フクジュソウ、ロウバイ、サンシュユ。「まず咲く」が変化して名が付いたとも言われるマンサクもそう。早春の日差しを浴びて輝き、存在感を際立たせる。「春が来たぞ」と、野に知らせているようだ▼黄色は進行方向先の注意を促す道路標識で使われる。目立つ色であり、人の目に大きく入る効果がある。黒と組み合わせると視認性がより高まるそうだ。帽子に横断旗にランドセルカバー。新小学1年生の安全を守るのも黄色だ▼選挙の候補者もイメージカラーを駆使して有権者の視覚に訴える。色から受ける印象は人それぞれで違うが、個人的には赤やオレンジには情熱や温かさを、青や緑には知性や爽やかさを覚える。白はクリーンなイメージか。黄色はポスターなどの印刷物で強調したい部分に良く使われる気がする。これも色の力を生かしているのだろう▼県議選は7日に投開票される。投票率は10回連続で下降し、前回は戦後最低の48・92%。2人に1人が棄権した。民主主義の根幹が揺らいでいる。黄信号どころか、赤信号がともる▼若者向けに都道府県別の課題や争点をまとめた特設サイトを見つけた。若者と政治を近付けようと学生らでつくる企業が開設した。頼もしい動きもある。平成最後の県議選。期日前投票はきょう6日まで。色彩豊かな春本番を前に、新たな時代を前に、明るい兆しが見えることを願う。

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