地ビール用大麦を初収穫 駒ケ根の試験栽培

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初収穫された試験栽培の二条大麦

初収穫された試験栽培の二条大麦

地元産の原料にこだわった地ビールづくりを目指す駒ケ根市や宮田村、南信州ビール、JA上伊那などが昨年から試験栽培に取り組む二条大麦が15日、初収穫を迎えた。好天の下で黄金色に輝く麦を、委託を受けた農事組合法人の関係者がコンバインで手際よく刈り取った。

農産物の6次産業化や水田の新たな転作作物を探る中、地元で生産している地ビールに着目。二条大麦の栽培は県内では少なく、産地や原料としての適性を見極めるため、標高や地質など条件の異なる両市村5カ所のほ場計約10アールで「小春二条」を栽培した。

駒ケ根市中沢原の約3アールのほ場では、1メートルほどの高さに育った大麦をコンバインで収穫。市の担当職員は「収穫時期が梅雨と重なるので心配していたが、暖冬の影響で生育が早く、雨による倒伏もなかった」とほっとした表情。「ビールに活用できれば転作作物の主力になる可能性がある。完全地元産の地ビールに向けホップの栽培も検討したい」と夢を膨らませていた。

収穫した大麦は成分分析を行うほか、栽培面積拡大に向け種を採取する。今季のビールの試作は、分析結果などを参考に検討するとしている。

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