2019年04月07日付

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JR長野駅に入っている、駒ケ根市に本店のあるソースカツ丼の店では、少し奮発するとシカ肉のソースカツ丼を食べることができる。ジビエの一般的なイメージと違って、あっさりした味わいで食べやすい▼先日、結果が発表された2018年度2回目の県政モニターアンケートで「信州ジビエ」がテーマの一つになっていた。1000人余の回答者のうちシカ肉を食べたことが「1年以内」にある人は約17%、「1年以上前」は約47%。36%は「食べたことがない」という▼6割以上は食べたことがあるという結果だが、数字の読み方を変えれば83%は普段ジビエを食べる習慣がないということだ。1年以内に食べたことがある人でも1回が43%、2回が28%にとどまる▼「食べたことがない」が最も多い年代は18~19歳で50%。ほかの年代は20代が22%と少なめのほかは33~38%ほどになっている。ほかの食材と違って供給が安定せず家庭で手軽に食べられるものでもないため、外食することが少ない未成年は味わう機会がないということだろう▼地元の人が日ごろから喜んで食べていなければ、いくら外に向けて情報発信しても、信州そばのように持続的に観光客を集めてくれるブランドとしては定着しないだろう。まずは「食べたことがない」人をゼロにするところから始めてほしいし、そのためにも子どもたちに提供される機会が増えることを願う。

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