諏訪、茅野市長選まで1週間 無投票の公算大

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統一地方選後半の諏訪、茅野両市長選は14日の告示まで1週間に迫った。諏訪市は現職1人、茅野市は新人1人が立候補する予定。両市とも対抗馬は依然現れず、無投票の公算が大きくなっている。

諏訪市長選では現職で再選を目指す金子ゆかり氏(60)=無所属、高島4=が出馬を予定している。陣営は3月上旬に後援会事務所開きをし、準備を着々と進めている。

金子氏は事務所開き以降、依頼があった地区や団体とのミニ集会を開き、市政に関して意見交換している。後援会入会者には電話をかけてお礼とともに支援を呼び掛ける。阿部脩三後援会長は「選挙戦を前提に準備している。市内では市長選に向けた盛り上がりは感じられないが、県議選が終われば雰囲気が変わってくるのではないか」とする。

金子氏の1期目の市政運営への評価が問われる選挙。金子氏は成果として、JR上諏訪駅前開発の進展や市地域医療・介護連携推進センターの開設などを強調する。次期に向けて旧東洋バルヴ諏訪工場跡地活用や諏訪湖サービスエリアへのスマートインター設置の取り組みなどを挙げ、「幾つもの課題に手を付けている途中。2期目へさらに頑張りたい」とする。

前回選同様に自民党と公明党から推薦を受けた。8日には2期目に向けた政策を発表する予定だ。

対抗馬擁立の動きは、具体化していない。現市政に批判的な立場の共産党諏訪市委員会は、連携できる候補者がいれば支援したいとしているが厳しい状況だ。

茅野市長選には、新人で県議の今井敦氏(57)=埴原田=が立候補を予定している。今井氏は2月に出馬表明し、同市米沢に事務所を開設。政策を発表して各地区で懇談会を重ねている。他に候補擁立の動きはなく、無投票の可能性が高まっている。

今井氏は、諏訪中央病院や公立諏訪東京理科大を生かした施策に意欲を示す。地域福祉計画「福祉21ビーナスプラン」の活性化に向け、ボランティア活動にポイントを付与し現金化と寄付で世代間交流や市民活動を促す制度の導入を提唱。大学に「人と資金」が集まる機関の設置や、ギフテッド(先天的な知的能力)の支援などにも意欲を示す。

後援会は市内10地区100支部に責任者を置き、女性や企業団体の部会も組織。今井氏は3月に自民党に離党届を提出し、無所属で出馬する準備を整えた。政党の推薦は辞退し、全ての市民とまちづくりに取り組む構え。各地区で懇談会を開き、まちづくりへの思いや政策を説明し、市民との対話を重ねている。

共産党市委員会は取材に対し、「党として候補は擁立しない」と述べた。仮に無投票になれば2003年以来、市制施行後4度目となる。

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