2019年4月8日付

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2019年度が始まって1週間が経過した。期待に胸を膨らませて就職した新社会人の若者にとってはどんな日々だっただろう。予想通りか、予想外だったか▼学生時代とは生活環境は大きく異なる。決まった時間に出社して、会社のルールに基づいて業務に当たり、終業時刻まで過ごす。多くの社会人は長い間、この生活を繰り返している。週末に英気を養って新たな気持ちで第2週をスタートさせてほしい▼大卒の新社会人が生まれた年は、平成8年4月~平成9年3月まで。多くの尊い命を奪った阪神淡路大震災やオウム真理教による凶悪犯罪の松本サリン、地下鉄サリン事件も直接は知らない世代である。筆者にとっては、記憶に鮮明に刻まれている出来事を知らない世代が社会人の仲間入りしたことが感慨深い▼産労総合研究所が発表した2019年度の新入社員のタイプは「呼びかけ次第のAIスピーカータイプ」。多機能だが、機能を十分に発揮させるには細かい設置(丁寧な育成)や別の補助装置(環境整備)が必要だとする。この評価を新入社員自身や上司がどのように感じるか。これからの働き方次第だろうか▼いつの時代でも新入社員は、上司の年代と比較されてきた。1980年代には「新人類」との言葉も盛んに言われた。今ではその「新人類」たちが会社の中枢を担っている。今年の新入社員も、切磋琢磨して大きく育ってほしい。

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