酒井氏再選、向山氏6選 県議選伊那市区

LINEで送る
Pocket

当選した酒井茂氏(左)と向山公人氏

現職、新人の3人が立候補し、8年ぶりの選挙戦となった伊那市区(定数2)は、ともに自民党現職の酒井茂氏(66)が再選、向山公人氏(76)が6選を決めた。共産党新人で元小学校教諭の橋本明典氏(62)は及ばなかった。

酒井氏は伊那市副市長など長年の行政経験をアピール。「若者の定住促進」を訴え、子育て支援や医療・福祉の充実、雇用創出に取り組む考えを示すとともに、公文書管理条例の制定を提案したことを1期目の成果に挙げ、透明性の高い県政運営の実現なども主張した。地盤の竜東地域を中心に支持を拡大した。

向山氏は県議会議長などを歴任し、5期20年の経験と実績を強調。6期目を「議員活動の集大成」と位置付け、リニア中央新幹線開通を見据えた地域振興や南信工科短期大学校の充実による人材の育成・確保など「やり残した課題に道筋を付ける」と訴えた。長年培った組織力も生かし、議席を守った。

橋本氏は自民が2議席を独占する中で、安倍政権との対決姿勢も強め、憲法9条を守り、「教え子を再び戦場に送らない」と主張。消費税増税中止や国保料引き下げなども掲げ「悪政から県民の暮らしを守る」と訴えた。非自民の受け皿として一定の支持を得たものの、広がりを欠いた。

おすすめ情報

PAGE TOP