「おたふく風邪」流行 諏訪で患者数50人突破

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「おたふく風邪」として知られる流行性耳下腺炎が、諏訪地方を含め県内で流行している。今年に入り、定点医療機関から報告された患者数は全県で1000人を、諏訪では50人を突破。近年では、大流行した2011年に次ぐ多さで推移しており、県諏訪保健福祉事務所が注意を呼び掛けている。

患者のくしゃみ、せきのしぶきに含まれるムンプスウイルス感染で発症し、同事務所によると、突然の発熱に続いて耳やあごの下に腫れ、痛みが起きる。患者の中心は3~7歳の小児だが、成人も報告されている。通常は1~2週間で回復するが、まれに無菌性髄膜炎や難聴といった合併症を起こす恐れがある。

諏訪では12日までの1週間に定点5医療機関から6人の患者報告があり、今年の報告数は累計で54人になった。11年ほどの流行ではないが、6月中旬の時点で、ここ数年の年間患者数をすでに上回っている。4月から患者が目立ってきたという。

思春期以降は、合併して精巣・卵巣炎を発症することがあり注意が必要だ。同事務所健康づくり支援課は「有効な予防手段はワクチン接種。任意接種になるが、検討してほしい」と説明。感染性胃腸炎患者が依然多いほか、ヘルパンギーナや手足口病といった夏風邪の流行期も近付いているとして、手洗いやうがいを心掛けるよう求めている。

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