下諏訪 貸衣装事業終了で希望者に譲渡

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さまざまな団体が申し込みを行った冠婚葬祭衣装の譲渡受け付け

さまざまな団体が申し込みを行った冠婚葬祭衣装の譲渡受け付け

下諏訪町生活改善実行委員会は16日、冠婚葬祭用の貸衣装事業で使用してきた着物などを、希望団体へ譲り渡すための申し込み受け付けを下諏訪総合文化センターで行った。観光、文化、芸能などの団体が足を運び、花嫁衣装や、はかまなどを見定めて希望の品の譲渡を申し込んだ。

貸衣装事業は1975年にスタート。住民生活の支援と生活改善の一環として40年余り続いたが、時代の変化に伴う利用減少を受けて、昨年度末で事業を終了した。衣装は希望する団体に無償で譲渡することになった。

衣装は豪華な花嫁衣装や、振り袖、留め袖、羽織はかま、モーニング、七五三の衣装など幅広く、帯あげ、ぞうり、バッグなど和装小物まで含めると数百点に上る。会場では、これらを公開して譲渡の希望を募った。

騎馬行列の伝統を継ぐ同町第一区の下の原騎馬では「古くなった羽織はかまを更新したい」と、希望の一着を申し込み。下諏訪旅館組合では、訪日外国人旅行の増加を見据えて、「日本文化の象徴でもある着物をそろえ、試着してもらえるようにしたい」と、外国の人に喜ばれそうな色柄を選んでいた。

今後、希望状況を取りまとめ、複数の申し込みがあった衣装については、希望者で調整してもらうという。実行委員会では「利用者の人生の節目に立会い、私たちも大切に管理してきた貸衣装。今後も色々な場所で、有効に活用されればうれしい」と話していた。

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