「観光」でまちづくり 諏訪圏JCセミナー

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ワークショップで「観光」に関与する方法を考え、発表する参加者たち

諏訪圏青年会議所(JC、丸茂大介理事長)は12日夜、セミナー「全ての人が参加できる!観光というキーワードのまちづくり」を茅野市のマリオローヤル会館で開いた。経済波及効果が大きい「観光」を地域全体で活用し、諏訪地域のまちづくりを進めるプロジェクトの一環で、JC会員や観光関係者ら約110人が参加。観光庁や諏訪地域の観光団体から専門家を招き、現状と展望に理解を深め、それぞれの立場で観光に関与する方法を考えた。

3部構成で、第1部は観光庁の和田浩一次長が「国家戦略における観光」と題して講演。第2部は観光庁総務課の加藤進課長が「観光をキーワードにしたまちづくり」をテーマに、観光まちづくりの全国的な事例を紹介した。

続いて、総務省地域力創造アドバイザーでちの観光まちづくり推進機構専務理事の高砂樹史さんの進行で質疑応答が行われた。第3部のワークショップは「諏訪圏工業メッセ」と「諏訪湖上花火大会」を対象事例に、参加者がそれぞれ自身の活動やビジネスを生かす方法を考え、グループに分かれて発表した。

講演で、和田次長は、生産年齢人口が減少する中で「地域の活力を長期的にどう維持するかが課題」と指摘。日本の定住人口1人当たりの年間消費額125万円は外国人旅行者8人分の旅行消費額に相当するとし、外国人の旅行消費額は自動車や化学製品の出荷額に次ぐ規模に増大している現状を紹介した。加藤課長は▽来訪者目線▽二次交通の確保やWiFi環境、キャッシュレス対応などの受け入れ環境整備▽地域の主体的な取り組み―などを促した。

プロジェクトはJCリンクするまちづくり委員会(中村洋平委員長)が企画。今後は5月、7月、9月の全3回開く。次回は、5月24日に諏訪市駅前交流テラスすわっチャオで行い、「雪国観光圏」の井口智裕代表理事の講演を聞き、諏訪地方観光連盟の現状と方向性に理解を深める。

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