173人心揺さぶる声披露 木やり日本一コンクール上社の部

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諏訪大社御柱祭を2カ月後に控え、木やりの技量を競う「第11回木やり日本一コンクール」(長野日報社、エルシーブイ主催)の上社の部が1月31日、茅野市民館で開かれた。6歳から87歳まで173人が参加。鍛えた自慢ののどを披露し、本番に向けてムードを高めた。大人の部の最優秀賞には、茅野市木遣保存会の宮坂和生さん(64)=茅野市本町西=が選ばれた。

開会式で、大会長の佐久秀幸長野日報社社長は「縄文の里を舞台に、木やりの一声でご神木が動く。諏訪の皆さんの心を一つにして、素晴らしい御柱祭にしてほしい」とあいさつした。席上、長年にわたって木やり文化の伝承、後進の指導・育成に貢献した功労者2人を表彰した。

大人の部には、各地域の木遣保存会の会員ら116人が出場。一人ずつステージの中央に立ち、おんべを高々とかかげて、「協力一致でお願いだ」などと甲高い声を響かせた。予選、本選と勝ち抜いた20人による決勝大会はレベルの高い争いとなり、会場は熱気に包まれた。木やりに合わせて来場者も「よっ」と声を合わせ、大きな拍手を送った。

木遣保存会の代表らが、節回し、声量、音色、声の明瞭度と気品の5項目で審査した。審査委員を代表し、五味武雄原村長と富士見町の脇坂隆夫教育長が、「一人ひとり個性のある素晴らしい木やりだった。御柱祭でも皆さんの木やりで立派な曳行をしてほしい」などと講評した。

コンクールは、木やり唄で御柱祭の熱気を高めよう-と、1956年の御柱祭の年から始まった。以後、御柱祭の年に下社と上社に分けて行っている。

入賞者

【大人の部】▽最優秀賞=宮坂和生(茅野市)▽金賞=小林昭(富士見町)向山洋一(諏訪市)山下勝彦(同)▽優秀賞=植松秀光(富士見町)窪田明日香(同)三好恵里(同)小池千歳(諏訪市)小飼巻裕(茅野市)小島正直(諏訪市)小林いさみ(原村)小林絵美(茅野市)小林さちよ(富士見町)清水美沙(原村)竹森笑子(諏訪市)田島幸秀(茅野市)田中和人(諏訪市)平出明日香(原村)宮坂文晴(茅野市)山本靖浩(茅野市)

【子どもの部】▽優秀賞=香川稜太(富士見町)小林蒼(同)小林菜々美(同)高田秀治(茅野市)原田彩音(同)前島知歩(富士見町)前島梨那(同)松浦朱里(同)矢崎快人(諏訪市)渡部胡春(富士見町)

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