映画「よあけの焚き火」 人気高まりに期待

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柳平千代一副会長から認定証を受け取る土井康一監督(左)

諏訪地方観光連盟が「諏訪シネマズ」第2号に選んだ映画「よあけの焚(た)き火」の認定式が16日、茅野市役所であった。柳平千代一副会長(茅野市長)が土井康一監督(41)に認定証を手渡した。同市郊外の蓼科高原を中心にしたロケーション撮影の様子や下支えした地元ボランティアの活動に耳を傾け、作品の人気が高まるよう期待を寄せた。

諏訪シネマズは、諏訪地方が映画の舞台となったり、ロケの多くが諏訪地方で行われたりした作品の中から全国規模で公開され、多くの人に愛されると見込まれる作品を認定している。第1号は2016年公開の「バースデーカード」。「よあけの焚き火」は諏訪地方で作品全体の約9割のシーンが撮影された。

認定式で土井監督は「諏訪シネマズに認定してもらい、とてもうれしい。地元の皆さんに見て喜んでいただければ幸せに思う。またいつか、今度は新緑の季節や夏に諏訪で家族をテーマにした映画を撮りたい」と語った。柳平副会長は「地元の子どもたちに見てもらう機会をつくってはどうか」と提案した。

「よあけの焚き火」は650年の歴史と伝統を持つ大蔵流狂言方の家に生まれた大蔵基誠さんと息子の康誠君の父子に焦点を当てながら「伝えること」という普遍的なテーマを描いた。伝統芸能の伝承や親から子へと託される思いをドキュメンタリーとフィクションを交錯させながら表現した。蓼科のほかに諏訪市郊外の霧ケ峰高原などでも撮影された。

都内と茅野市でオーディションが行われ、市内在住の2人がヒロインの友人役として出演した。昨年3月のロケ期間中は多くのボランティアが炊き出しなどを行い、撮影を支えた。

3月に都内で公開され、県内では5月11日から岡谷市中央町の岡谷スカラ座など県内5館で上映される。スカラ座では11日の上映に合わせ、ロケを支えたボランティアスタッフらが炊き出しを再現し、そばを振る舞う予定。

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