「地域弁当」新名物に 高遠のお家母会と環屋

LINEで送る
Pocket

試作の弁当作りで、出来上がった料理を容器に詰めるお家母会の会員ら=16日

伊那市高遠町の商店のおかみさん有志でつくる「お家母会」と、高遠町にある観光施設「環屋」(旧中村家住宅)は、新たな地域の名物となる弁当の製作を行っている。「必死になって新商品を作るのではなく、楽しみながら新たなアイデアや名物が自然発生できれば」と、環屋を運営する市地域おこし協力隊員の杉山祐樹さん。新元号になる5月1日に完成お披露目会を開く計画だ。

お弁当作りは環屋が食のイベントを通じて伊那谷の魅力を発信する中で、女性の目線から新たな名物を―と、お家母会と初コラボした。京都府でカフェレストラン「山のテーブル」を経営するピクニックコーディネーターの對中剛大さんの監修で、コンセプトを決め、メニューの策定を進めてきた。16日夜には初めての試作を行った。

これまでのメニュー検討会では、お家母会のメンバーが伊那谷の食文化や普段の家庭料理などを紹介。對中さんがお家母会の話を基にメニューを考案した。試作会では「高遠の伝統的な漬物が入ったコロッケ」「野沢菜入りだし巻き玉子」「ワサビの葉の塩こうじ和え」「馬ハラミのロースト」など伊那谷の伝統食や馬食文化、地域食材を取り入れた料理が並んだ。お家母会のメンバーは見た目を気にしながら弁当容器に料理を詰め、「ご飯を桜の塩漬けを入れた酢飯にしたらどう?」「伊那のアスパラはおいしいので入れたい」など次々に新たなアイデアを寄せていた。

今後は試作と試食会、検討を重ね、環屋での完成お披露目会に間に合わせる予定。お家母会の米山洋子代表は「お家母会の活動は楽しみながらやるのがモットー。食べた人の思い出になるようなちょっとぜいたくなお弁当が出来上がれば」と話している。

おすすめ情報

PAGE TOP