茅野市塚原で大火 住宅など9棟焼く

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炎に包まれた住宅をぼう然と見上げる人たち=20日午前7時57分

20日午前7時30分ごろ、茅野市塚原の国道152号「塚原一丁目」信号交差点北側の住宅地に住む女性から「(火事の)煙がすごい、逃げ遅れがいるかは不明」と119番通報があった。諏訪広域消防本部によると、近隣市町村からの応援も含め消防車両13台が出動し、約6時間後に鎮火したが住宅など9棟、車両3台を焼く大規模火災になった。けが人はいなかった。茅野署と諏訪広域消防は、21日以降に現場検証を行い、出火原因を調べる。

この日は、早朝に同市北山の別荘地で火災が発生し、男性(58)が死亡。火災が相次ぎ、諏訪広域消防本部は非常招集指令を発令した。

午前7時40分ごろ、仕事に出掛けようと外に出た同市塚原の30代女性は「隣家が燃えていて、隣のアパートにも火が移っていた。引火したら怖いので近所の人たちと車だけは移動させた。外に出るまで臭いや音には気が付かなかった。どうすることもできなかった」と、火の勢いの強さを語った。

9棟のうち、かつて工務店だった建物と隣接するアパートの燃え方が特に激しく、焼け落ちた。現場付近には大量のまきも保管されていた。

現場は茅野市の中心市街地。周囲には永明小学校、永明中学校や保育園、飲食店、大型ショッピングセンターなどがある。

諏訪広域消防本部などによると、署員41人が消火に当たった。市消防団はちの、米沢、宮川、金沢の4分団から約200人が駆け付けた。昨年配備されたばかりの新型はしご車も出動し、放水した。

火災現場前の国道152号は、午前8時20分から約3時間半にわたって通行止めになった。この影響で、茅野市の市街地は迂回する車で激しい混雑となった。

中部電力によると、火災の影響で午前8時46分から現場周辺の約50戸が停電したが、午後2時前にほぼ復旧した。

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