館長賞に中瀬さん こどもまゆクラフト展

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館長賞の「まゆちゃんの花畑」(左)と、宮坂製糸所社長賞の「うえ木ばちのふきのとう」

岡谷市の岡谷蚕糸博物館は、小学生以下を対象に初めて行った公募展「こどもまゆクラフト展」の審査結果を発表した。同博物館長賞に中瀬真優子さん=諏訪市四賀小4年=、同公募展に協力した宮坂製糸所の社長賞に野澤煌史さん=岡谷市小井川小2年=の作品をそれぞれ選んだ。

子どもたちに蚕や製糸業に関心を持ってもらおうと実施した。中瀬さんは「まゆちゃんの花畑」と題し、繭に顔や手足を付けたキャラクター「まゆちゃん」が花を眺める場面を表現した。花は薄く剥がした繭を何枚も重ねた。髙林千幸館長は「花びらの切り方が子どもらしくかわいい。お花見をするまゆちゃんもかわいらしい」と講評を寄せた。

野澤さんの作品は「うえ木ばちのふきのとう」。高さ約4センチの紙コップを植木鉢に見立て、緑色の繭でフキノトウを作った。繭を丸く切り、小さな葉を再現した。同社の宮坂照彦社長は「繭の特性をうまく利用し、小さな春を最大限に表現していて心打たれる」と評価した。

作品は5個以下の繭を使うことが条件。諏訪地方を中心に21点の応募があり、館長賞1点、社長賞1点、努力賞3点を選んだ。応募作品は22~26日に同市のレイクウォーク岡谷、28日~5月6日に同博物館で展示する。

同博物館は「豊かな発想力の作品ばかり。子どもたちが繭に触れ、蚕や博物館のことを知るきっかけになっていればうれしい」としている。

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