ブッポウソウ営巣して 飯島町で巣箱作り

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ブッポウソウの飛来を前に今季の巣箱を用意する参加者

飯島町の住民有志でつくる「ブッポウソウを見守る会」と町営業部自然部会は21日、県の天然記念物で今月末から飛来する渡り鳥ブッポウソウの巣箱作りを、同町田切の道の駅田切の里で開いた。住民10人が参加。新旧16個の巣箱を準備し、一部は営巣に適した町内の橋などに設置した。

町内には2010年から昨年まで9年連続で親鳥が飛来し、昨年は過去最多となる3ペアが計13羽のひな鳥を育てた。巣箱掛けは10年前から毎年実施。昨年使った巣箱は中のごみを出し、巣材になるヤシガラなどを入れて営巣をしやすくしたほか、杉の板で新しい巣箱も組み立てた。

見守る会の小林幸平代表(71)によると、繁殖地としても知られる県南の下伊那郡天龍村に豪州、東南アジアから親鳥が飛来するのは例年4月28日~5月2日。上伊那地方にはその後姿を現す。親鳥は、まずオスが先に来て営巣に適した場所を選び、後から来るメスを迎えるという。

小林さんは「餌の昆虫が捕りやすい空間がある場所に巣をつくるので、巣箱は親鳥が好む適地に掛けたい」とし、「今季は昨年より1ペアでも多く営巣してほしい」と願った。6月29日には日本野鳥の会伊那谷支部と連携し、ブッポウソウの観察会を開く。

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