天地に「矢」放ち邪気払い 諏訪市の習焼神社

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習焼神社例祭(草餅祭)の古式祭で流鏑馬社前での射礼

諏訪市南真志野の習焼神社(有賀寛典宮司)の例祭は22日、同神社と周辺で古式にのっとり行われた。同神社近くにある末社の流鏑馬社で行った古式祭では、神職が東西の天と地に計4本の矢を放つ「射礼」で邪気を払い、草餅を供えて五穀豊穣や地域の安全を祈願した。

氏子ら約30人が行列をなし、薙鎌や五色旗、供物を手に神社から約300メートル離れた流鏑馬社に参向。厄よけの神事を行い、神職が矢を勢いよく放った。

同例祭は、かつて諏訪大社上社の大祝諏訪氏が旧暦3月辰の日に参向し流鏑馬などを行い、氏子は春一番のごちそうの草餅を作り祝った。現在は上社の「酉の祭り」から7日後の22日に上社から参向使を迎えて行う。名残として草餅を供えるため、通称「草餅祭り」と呼ばれる。

毎年、区内4町内会が交代で奉仕。今年は西沢町内会が当番となり、3升3合の草餅の鏡餅を神社に、1升1合の鏡餅を流鏑馬社に奉献した。太田澄男町内会長(62)は「新元号になり、明るく幸せに暮らせる年になれば」と願っていた。

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