火災警報器点検を 住宅用設置義務付け10年

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住宅用火災警報器の点検と交換、設置を呼び掛ける消防本部職員

住宅用火災警報器の点検と交換、設置を呼び掛ける消防本部職員

2006年6月に住宅用火災警報器(住警器)の設置が義務付けられてから10年がたち、本体使用期限が過ぎたり電池が切れたりするケースが出始めた。諏訪広域消防本部には「火災でもないのに音が鳴っている」などの相談が寄せられており、点検や電池の交換を呼び掛けている。

住警器は、使用開始から約10年が経過すると機器や電池の交換時期を迎え、「ピッ、ピッ」と短い電子音で知らせる機種が多い。同本部によると、今年に入って高齢者宅から119番通報で、「天井の警報器から音が鳴っている。なぜだかわからない」などと数件の相談があった。今後、相談件数の増加が予想されるとし、「機種によって仕様が異なるため、不明な点や交換時期については製造元に問い合わせを」としている。

住警器は、06年6月に新築住宅に、09年6月からは既存住宅に設置が義務付けられた。同本部によると、諏訪地方の設置率(今月1日現在)は83%で、前年同期と比べて1ポイント増。昨年に管内で発生した深夜の住宅火災では、警報音によって家にいた家族全員が逃げて無事だった例もある。

同本部は「万が一の時でもいち早く火災を知らせてくれる。正しく作動するよう、定期的な点検や機器の交換が必要。未設置の家庭はすぐに設置を」と呼び掛けている。

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