2019年04月26日付

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女性に政治はそぐわないのか―。統一地方選後半戦が終了し、改めて議員のなり手不足や女性の政治参加の少なさが浮き彫りになった。市議会議員においては、女性当選者が過去最多となったものの、当選者全体の2割に満たない。新しい時代を間近に控え政治の世界にも新たな流れへの期待が膨らむ▼総務省によると、統一地方選後半で行われた294の市議選で、女性当選者は4年前の前回比136人増の1239人。全当選者の18%を占め人数・割合ともに過去最多になったという。最多とはいえ現実は2割未満でしかない▼世界の議会で構成する「列国議会同盟」が今年3月8日の国際女性デーに合わせ、女性の議会進出に関する2018年版レポートを公表。日本の女性国会議員比率(衆院)は10・2%で、調査した193カ国中165位だった▼先進国の中でも群を抜く男社会といえそうだが、自慢にはならない。「政治は男のもの」との認識が、科学が進歩し、生活形態が変化した現代にも根強く残っているのか。しかし「少子高齢化問題」一つとっても、女性抜きには語れないのが現状だ▼政治は「生活」につながる。生活の基盤である家を建てるにも、男の目だけでは満足な家ができるか心もとない。同様にまちづくりも、女性不在では成り立つまい。女性に政治がそぐわないどころかさらに女性の視点、人材が求められる時代に入っている。

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