ガソリン価格上昇GW直撃 客足心配する声も

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ガソリンスタンドの価格ボードには4カ月半ぶりの高値が並ぶ=諏訪市内

27日から始まるゴールデンウイーク(GW)の10連休を前に、ガソリン価格の値上がりが続いている。今週、資源エネルギー庁が発表した長野県のレギュラーガソリン1リットル当たりの店頭価格は前週より0・5円上がり、154・7円だった。5週連続の値上がりで約4カ月半ぶりの高値が付いた。観光業界にとって車で出掛ける人が多くなる書き入れ時に客足を心配する声も聞こえる。

石油輸出国機構(OPEC)などの減産に加え、米国がイランやベネズエラに制裁をした背景で原油価格が高騰した。石油元売り各社がガソリンの卸価格を引き上げたことで、値上がりが続いている状況だ。

諏訪観光協会の浅井学事務局長はガソリン価格の値上がりについて、日帰りで諏訪を訪れる人の出足には多少影響があるかもしれないと指摘する。「しかし、宿泊客は早い時期に予約を入れているため、ガソリン価格が上がって、来ないということはないと思う。そこまで大きな影響は出ないのでは」と予想している。10連休で出掛ける人は必然的に多くなるとし、「GW中は諏訪地方の近隣エリアで大きなイベントもあるので、その足で訪れてくれる人もいると思う」と期待している。

諏訪地方の観光スポットの一つ、諏訪市豊田の「SUWAガラスの里」では早くも客足に影響が出ているという。同施設を運営する信州諏訪ガラスの里の岩波尚宏社長は「ガソリン価格の影響かどうか分からないが現在、昨年同期に比べ客足は減っている。これから10連休を迎えるので気を引き締めて臨んでいきたい」と話す。 

大型バスや自家用車で訪れた観光客が多く立ち寄る諏訪市沖田町のおぎのや諏訪インター店では「初の10連休なのでお客さまがどのように動くのか分からない」と警戒している。「例年通りのお客さまが来てくれれば」と気をもんでいる。

今週、米国トランプ政権がイラン産原油の全面禁輸を発表し、原油価格は上昇傾向にある。調査を担当する石油情報センターは「ゴールデンウイーク中のガソリン価格はさらに高くなる」と予想している。

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