長谷イメージの公衆トイレ 道の駅に新設

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山岳写真家津野さんの作品が貼られた男性側の小便器。露頭を表現した外装など長谷をイメージした造りになっている

伊那市が「道の駅南アルプスむら長谷」(同市長谷)に新設していた公衆トイレが完成し、27日から使用を始める。男性側と女性側を分ける中央通路内側には、中央構造線が見える同地区内の「溝口露頭」を壁面塗装で再現。トイレ内の壁には同地区在住の山岳写真家、津野祐次さんの南アルプスの写真12点を貼り、全体的に長谷をイメージした造りになっている。

大型車両駐車場の拡張に伴い、道の駅施設建物の北側にトイレを新設した。男性側は五つの小便器と洋式の二つの大便器、女性側は五つの洋式便器を設置。多目的トイレは洗浄式洋式便器のほか、オストメイト(人工肛門使用者)にも対応。おむつ交換台も設けた。トイレ内や個室内側には津野さんが撮影した鹿嶺高原の満天の星や東駒ケ岳の夕景、雄大な仙丈ケ岳、ニホンカモシカなどの写真が貼られている。

鉄筋コンクリート一部木造の平屋建てで延べ床面積は約74平方メートル。木材は地元産のスギやアカマツを使用。正面には南アで採取される岩石を板状に加工し、モザイクで南アルプスを形作ったレリーフもある。今年1月上旬に着工した。総事業費は約3200万円。設計は清水設計事務所(同市高遠町)、施工は池田建設(同市日影)。

長谷総合支所の有賀賢治支所長は「道の駅は長谷の玄関口にあり、最初に観光客が立ち寄るところ。長谷や南アルプスの見どころを表現したトイレを利用してもらい、気持ちよく長谷の観光を楽しんでもらいたい」と話している。

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