新赤穂公民館に備品を 市民組織5月から活動

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寄付の趣意書を掲げながら「一人でも多くの方の協力を」と呼び掛ける発起人代表の加藤昭二さん

駒ケ根市が来年3月の完成を目指して建設している「市地域交流センター」内の新赤穂公民館へ「備品を贈ろう」と公民館を利用する市民組織が寄付活動を始める。目標金額は200万円で、期間は5月1日から来年1月末まで。新公民館で使う長机や椅子、収納用のキャリアなどを購入し寄贈する計画だ。

募金活動は「備品を贈ること で新公民館を身近に感じながら大切にしよう」と同館の運営審議会や文化団体協議会の元役員らが発案。今年3月には関係者14人が発起人となり「赤穂公民館への寄付を募る会」を設けた。すでに今月20日には文化団体協議会の代表者会で趣旨を説明した。

赤穂公民館は1948(昭和23)年、当時の赤穂町商工会館2階に開館したが、床面積が狭く大規模な集会は近くの映画館を借りて開いた。これを見かねた地元の婦人会が57(同32)年からコメ1升分の金額を募る寄付活動「米一升運動」を展開。8年間で総額約540万円(当時)を集め、現在の赤穂公民館の建設費に充てた経過がある。

自らも同館のサークルで民謡を愛好する発起人会の加藤昭二代表(77)=同市小町屋=は「赤穂公民館には米一升運動に代表される先人の貴い意志が込められている。私たちも『令和の米一升運動』として、この気持ちを受け継ぎたい」とし、「新公民館に愛着を持ってもらうために全世代の方に寄付をお願いできればありがたい」と願った。

現在の赤穂公民館では、94団体の会員約1780人が活動する。寄付を募る会では会員をはじめ、市内の企業などにも寄付を呼び掛ける計画。机や椅子などは「新赤穂公民館の開館と同時に使えるようにしたい」という。

寄付のうち現金は現在の赤穂公民館窓口で受け付ける。口座振込の振込先は「アルプス中央信用金庫赤穂営業部 口座名義人=赤穂公民館への寄付を募る会代表 加藤昭二 口座番号2977932」。問い合わせは赤穂公民館(電話0265・83・4060)へ。

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