ネパール震災復興の今 JICA駒ケ根報告会

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駒ケ根市の国際協力機構(JICA)駒ケ根青年海外協力隊訓練所は18日、報告会「ネパール大地震から1年 それぞれの復興支援活動」を同市の駒ケ根総合文化センター小ホールで開いた。市内外から約70人が参加。昨年4月の震災後、支援活動に取り組むJICAやNGOの関係者、元協力隊員がそれぞれの取り組みを報告し、現地の復興状況や支援のあり方について理解を深めた。(堀木俊典)

死者約8900人とされるネパール地震から1年余りが経過し、これまで募金活動などを通じて復興を支援してきた市民らに感謝の気持ちを込めて企画した報告会。震災の記憶を風化させない目的もあり、支援の取り組む市民グループや元協力隊員らが活動の経過や今後の課題などを報告した。

3月までJICAネパール事務所長を務めた同訓練所の清水勉所長は日本による支援事業を報告し、「復興には非常に長い時間がかかる。社会の広範な層が参加して、学び合いながら取り組むべき」と指摘。市内を拠点に活動するNPO法人「トカルパのひかり」の窪田雅則代表は「れんがを積み上げただけの家がほとんどなので、地震で壊れてしまった」と震災を振り返り、伊南地域での募金などを活用して始まった現地での学生寮再建事業を報告した。

このほか元協力隊員でネパールの復興支援に取り組むNPO法人「ヒマラヤ保全協会」理事の戸田裕子さんと「シャプラニール=市民による海外協力の会」の宮原麻希さんが、それぞれの活動を報告。協力隊経験者によるパネルディスカッションにも参加し、ネパールへの期待や課題をテーマに意見交換した。

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