「二元号参り」にぎわう 駒ケ根の光前寺

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令和を迎え、穏やかな暮らしを祈る家族連れら=駒ケ根市の光前寺本堂

平成31(2019)年4月30日夜から令和元(同)年5月1日未明にかけて、駒ケ根市の古刹・光前寺には各地から多くの人が「二元号参り」に訪れた。厳粛な雰囲気に包まれる中、さい銭を投げた参拝者一人ひとりが本堂に向かって静かに手を合わせ、新しい時代も平和で穏やかな日々が続くよう祈った。

改元記念イベントとして、希望する108家族が1度ずつ鐘を鳴らしたほか、吉澤道人住職が本堂内で特別祈祷をした。平成と令和の二つの元号が記された御朱印の頒布もあり、買い求める人たちの長蛇の列ができた。境内のシダレザクラは1日午前1時までライトアップされた。

伊那市から母や娘と一緒に参拝しに来た伊藤圭子さん(52)は、就職や結婚、出産など「人生の節目がたくさんあった」と平成を振り返りつつ、「平成と同じように戦争のない平和な時代が続いてほしい」と令和への期待を語った。

サッカー少年の熊崎悠翔君(10)=飯島町=は「自分が生まれてから初めて元号が変わるから、すごいことだと思う」と素直な気持ちを話す。「令和になったら勉強を頑張って、サッカーでもけがのないようにしたい」と意気込んでいる。

4月1日に婚姻届を出したばかりだという中川敬介さん(38)、静香さん(29)夫妻=箕輪町=は「平成は私たちが出会った時代。令和でも2人で仲良く暮らしたい」と幸せそうに語る。「令和に子どもができたら、昭和生まれの父と、平成生まれの母になるね」と時代の移り変わりを実感している様子だった。

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