被災地派遣へ事前研修 諏訪の虹のかけ橋

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諏訪市、同市教育委員会などは18日、東日本大震災の被災地派遣事業「虹のかけ橋プロジェクト5」の事前研修会を同市公民館で開いた。結団式を行い、被害を受けた宮城県石巻市と東松島市を8月に訪れる市内小中高校生32人が顔を合わせた。グループ編成や大震災に関する学習などを行い、訪問への意識を高めた。

プロジェクトは市内で学ぶ児童生徒を現地に派遣。大震災を「忘れない」「伝える」「つながり」のテーマで、地元住民らとの交流、被災地で見聞、感じたことを諏訪で情報発信し、防災意識の高揚、命やつながりの大切さを考える。2012年度から相互に訪問。今年度から1年おきに訪問することになり、諏訪市は派遣時期を年度末から夏休み中に変更した。

5回目の今回は小学生14人、中学生10人、高校生8人が参加。8月2日から2泊3日の日程で、諏訪での交流を機に「語り部」として被災地で活動する高校生の雁部那由多君の案内で被災した場所の見学、被災者や小中高校生との交流を予定している。

結団式で、小島雅則市教育長が「人の命を考える経験になる。被災者の厳しい体験や追い込まれた状況を見て聞いてほしい」と呼び掛けた。参加者は「実感がわかないが、実際に見て心に焼きつけたい」「自分に今何ができるか考えたい」「被災者の願いや思いを伝えたい」などの抱負を述べた。

今後研修は7月に2回行い、諏訪市の災害対策や震災を学び、交流会に備えグループごと発表準備をする。

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