親同士助け合い 白樺湖畔に子育てハウス

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池の平ホテル横の一軒家に開設した「休日子育てシェアハウス山ん家」

観光地を抱える茅野市北山地域でサービス業に携わる子育て中の親たちが、忙しい週末や祝日などに、助け合って子どもを見守るプロジェクトを立ち上げた。地元企業の協力を得て白樺湖畔に4月に「休日子育てシェアハウス 山ん家」をプレオープンした。親が交代で「見守り先生」となり、子どもたちが自然の中で遊ぶ。この10連休も利用希望が多く、ほぼ毎日開催。試行錯誤しながら6月の正式オープンを目指す。

今年のゴールデンウイークが10連休になることが引き金となり、同じ悩みを持つ白樺湖、蓼科、車山、女神湖エリアの父母らで昨年10月始動。保護者へのアンケートを実施し、土日に仕事をしている家庭の多くが子どもの居場所を必要としていることを把握した。利用したい子どもの年齢や時間帯、費用の希望も調べた。池の平ホテル&リゾーツが社会・地域貢献として協賛する点も注目される。

拠点は、同社の従業員用の託児所がある一軒家の一角を借りた。開所時間は午前9時~午後5時。午前は部屋で絵本を読んだりおもちゃで遊んだりし、午後は屋外へ。従業員食堂で無償提供される昼食も楽しみな時間だ。現在は16家庭(乳幼児~小学4年32人、保護者”先生”20人)が登録し、家庭事情に合わせて月単位やスポットで利用する。地域を巻き込んだイベントも行っていく計画だ。

サポートする親が専門知識を持って子どもの安全を確保できるようにと、市と協働で市ファミリーサポート事業・援助会員養成講習(計24時間)の北山地区開催も決まっている。

山ん家の活動は、県内のママ対象のビジネスプランコンテスト「ママチャレ」で最優秀賞に選ばれた。矢島麻優美代表(35)=白樺湖=は「シェアハウスは子どもを地域で育てることの具現化。雇用の継続・創出、働き方改革にもつながる。課題は山積みだが、構想もある。ほかの観光地のモデルとなるよう展開していきたい」と話している。

問い合わせは矢島代表(電話090・8055・6732)へ。

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