手作り小物や家庭栽培 富士見町花スズラン

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商品開発に向けて作業に励む女性たち

富士見町内の女性有志が、町花のスズランをデザインした手作り小物の商品化と、各家庭で日本スズランを栽培してもらう活動を始めた。小物はそれぞれの技術とアイデアを持ち寄り、昨秋からこれまでに手帳カバーやしおり、ブローチなど約10種類を製作。「みどり光る丘のすず」と名づけて、5月連休から本格販売している。女性たちは「人の心を和ませるスズランの花で富士見の魅力をアピールして地域を元気づけたい」と張り切っている。

町内でプリザーブドフラワー制作を手掛ける風花舎経営の牛山由実子さん(56)が、同町高森に住む中田光子さん(77)の刺しゅう作品にヒントを得て、「女性ならではの技術、感性で町おこしをしよう」と仲間を募り、子育て中の若い女性から70代まで約20人が集まった。グループ名を「すずらん娘町」と命名。牛山さんは「高齢や障がい、子育てなどで外出が難しい人たちも巻き込んでいきたい」と話す。

商品化はスズランの花株を刺しゅうした布小物、フェルトでスズランの花を形作った袖止め、町内で採取し保存加工したスズランの花を使った飾りやアクセサリーなど多彩。メンバーの創作意欲に後押しされて、作品の種類がどんどん広がっているという。

メンバーの1人、小林とし子さん(71)=富士見=は「町じゅうの手芸好きの人と出会い、アイデアを出し合ったり、お互いの技術を教え合ったりできて楽しい」と、新たに生まれた幅広い世代の住民交流を喜ぶ。

日本スズランの栽培を広げる活動は、スズランの花咲く景観づくりとともに、加工用の花の採取が目的。「町民の皆さんにも町花への愛着を深めてもらい、町内のどこでもスズランの花が見られる環境が作れたら」(牛山さん)と、一般家庭の参加を呼び掛けている。

作品の販売は富士見パノラマリゾートで。問い合わせは牛山さん(電話090・4161・6229)へ。

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