2019年5月6日付

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「泣いてもいいよ。赤ちゃんは泣くのが仕事」「ママ、パパ、焦らなくて大丈夫。その泣き声、わたしは気にしませんよ」。そんなメッセージが書かれたポスターを貼る店舗・施設が県内で出てきた。WE♡(ラブ)赤ちゃんプロジェクトと銘打った子育て応援運動である▼楽しいことばかりでなく、大変なことも多い子育て。社会全体で赤ちゃんを、ママ、パパを温かく見守ろうとエッセイストの紫原明子さんの提唱で始まった。県では信州版のポスターとステッカーを作製。協力店舗・施設を募って輪を広げている▼わが子が泣きやまず焦った経験は自分にもある。イベント会場から駅までバスで戻っていた時、満員の車内で上の子が泣き、つられて下の子も泣きだした。抱っこしてもあやしても泣きやまない。疲れも出てきた中、乗客の方から優しい言葉を掛けていただいて楽になったことを覚えている▼映画館の岡谷スカラ座では、乳幼児を持つ母親のための上映会「ママシアター」を開いている。子どもが泣きだしても、おしゃべりを始めても「お互いさま」。気兼ねなく楽しめると好評だ。通常より場内は明るく、音量は小さめにし、席での授乳や離乳食の持ち込みも可能にしている▼令和ベイビーの元気な泣き声がテレビから聞こえてきた。いつの時代も子どもは社会の宝。温かなまなざしが増え、より安心して子育てができる信州になればいい。

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