諏訪湖畔のごみ「拾って」把握 秋に実施

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ごみの無い諏訪湖を目指そうと、県と湖周3市町、民間団体が湖畔に落ちているごみの種類を調査しながら清掃活動を行う新たな取り組みを検討している。秋をめどに実施したい考え。諏訪湖のごみの特徴を示しながら啓発活動を行い、住民の意識の高揚を図る。ごみの実態を把握し、諏訪湖に合った調査シートも作る。

諏訪湖の総合計画「諏訪湖創生ビジョン」の推進会議に設けられた「ごみの無い諏訪湖」ワーキンググループ(WG、小口智徳リーダー)が検討を進めている。ごみ調査は小口リーダーが所属する下諏訪町諏訪湖浄化推進連絡協議会(略称・湖浄連)が2016年から行っている。河川のごみ問題の解決に向けた活動を展開している団体「全国川ごみネットワーク」の調査シートを基に諏訪湖の実情に合うように作ったシートを用いている。全国一律の調査シートがペットボトル、レジ袋、カップ型飲料容器の3種類の数を調べるのに対し、湖浄連のシートはビニール破片、プラスチック破片、発泡スチロール破片、紙くず、吸い殻など14項目から成る。

検討中の諏訪湖全域での調査の際にもビニール破片などごみの種類を細かく分けたシートを使用する予定だが、調査を重ねる中で改良を加え、「諏訪湖モデル」を確立していく方針。調査日時などの詳細は今後詰めるが、毎年、春と秋に行われている諏訪湖周一斉清掃とは別の日に行う予定。結果は公表し、ごみの発生抑制につなげる。

4月28日には、湖浄連の湖岸清掃に合わせて今年度6回行う調査の1回目が行われ、同WGのメンバーも参加した。ビニール、プラスチック、発泡スチロールの各破片ごみが他に比べて圧倒的に多かった。小口リーダーは「諏訪湖のごみの特徴の一つにビニールなどの破片のごみが多いことがある。破片ごみは小さいので諏訪湖が一見きれいそうに見えても調査をしないと、実際の状況は見えてこない。全域での調査と結果の公表を通じ、ごみの発生抑制を図りたい」と話した。

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