2016年06月20日付

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茅野ロータリークラブ(RC)の6月例会の席上、善行者表彰があり、茅野市に伝わる方言をかるたにした「信州茅野の方言カルタを作る会」が表彰された。表彰を受けた会の代表者からは、会員の自費出版の苦労話や反響が大きく予定数を上回ったため増刷したことなどが報告された▼「せっかくだから」と、引き続きかるたが読まれると、クラブ会員の席が少しざわざわ。方言の読み札を聞いて自分でも口にしたり隣と何やら言葉を交わしたり。次はどんな方言が飛び出すのかと楽しみにしている様子だ▼読まれるかるたは、数ある言葉の中から意味を考えながら選びに選び、文字にどのように置き換えたら方言独特の言い回しになるか検討して出来上がった札。そんな思いのこもった方言を聞いて、小さかった頃のことを思い出したのだろう▼この「方言かるた」は小紙茅野版の紙面で1枚ずつ紹介しているが、「にゃあねえ おちょうべえたれて…(柄にもない お世辞を言って)」のように表記に苦労がうかがえる札も。恐らく、それぞれに誰かのしゃべる姿や顔を思いながら製作作業をしたのだと思う▼例会で読まれるのを聞いて、文字で見ていた言葉と印象が違ったのに驚いた。言葉が一層、生き生きと聞こえてすんなりと耳に入った。子どもに方言を伝える役目もあるが、大人には懐かしい人を思い起こし話す姿を思い浮かべるきっかけにもなる。

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