ドローン撮影で観光PRに一役 駒工の同好会

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ドローン撮影に取り組む駒ケ根工業高校航空技術研究同好会

駒ケ根工業高校(駒ケ根市)の航空技術研究同好会が取り組む小型無人機(ドローン)撮影が、伊南地域の観光PRに一役買っている。同地域の美しい自然風景を動画で発信するため、同市の駒ケ根観光協会が同好会に依頼。高精細の4Kカメラで撮影した四季折々の地域の魅力を昨秋から協会のホームページなどを通して全国に届けている。

協会によると、現在の観光誘客には動画によるPRが最も効果的で、ドローン撮影はその主流という。10月の法人設立を目指す伊南4市町村が連携して観光や地域づくりを進める伊南DMOの活動に住民にも関わってもらおうと、構成団体の一つである協会がドローン撮影などに取り組む同好会に協力を要請した。

2018年春に発足した同好会には現在、ドローンの知識や操縦技術などを学ぶために1~3年生12人が所属。ドローン撮影は顧問で愛好歴15年以上の林厚志教諭(52)の指導の下、航空法をはじめとする各種法律・条例を順守しながら行う。航空法が定める飛行禁止区域でドローンを飛ばすため、国交省から許可を得るのに必要な操縦士登録の訓練にも取り組んでいる。

光前寺(駒ケ根市)や小渋湖(中川村)の紅葉、中央アルプスの雪景色、馬見塚公園(同市)や与田切公園(飯島町)の桜など、今までに50時間以上の動画データを駒ケ根観光協会に提供。動画はインターネット交流サイト(SNS)や動画投稿サイト「ユーチューブ」などで配信する。伊南DMOの法人設立に合わせて制作するプロモーション動画にも活用する予定だ。

操縦士登録に必要な10時間以上の飛行訓練を終えた電気科2年の知久凌大さん(16)は「普段は見ることができない映像を撮れるのが楽しみ。飛行士の目線でいろいろな風景を撮影したい」。林教諭は「自分たちの技術を地域貢献に役立てることができてうれしい。生徒たちのやりがいにつながっている」と話す。

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